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会員様の声(活用例・競売サポート成功事例等)

有限会社ブルースカイ/水谷 喜彦様

有限会社ブルースカイ/水谷 喜彦様

今回の成功者の声は三重県桑名市に事務所を構える「有限会社ブルースカイの水谷喜彦様」です。「有限会社ブルースカイ」は2012年8月に入会された会員様です。水谷様は一級建築士として大活躍、さらに不動産コンサルティングマスターや相続対策専門士として相続にも長けておられます。 お会いした事がある方は水谷様の人柄をご存知だと思いますが、建築・不動産・相続・競売サポートと全てに対して手を抜くことなく、人望も厚く、とても頼もしい存在です。 今回、水谷様は競売サポート受け、売却基準価額の2倍の金額で入札、見事に成功されました。入札予想価額についてはどのようにお客様を納得させたのでしょう。 この期末のご多忙な時期にもかかわらず、5月にはサミットも開催される三重県の変化も踏まえつつ色々と教えていただきました。

■貴社のプロフィールをお願いいたします。 


平成16年宅地建物取引業、建築関連工事の設計監理を軸に営業開始、現在は・相続・不動産コンサルティング、不動産取引、賃貸管理、建築設計監理、リフォーム工事、損害・生命保険募集、競売サポートと 仕事の幅を広げてまいりましたが、広げすぎて深掘りが出来なくなってきましたので、今年度から事業の選択と集中を念頭に事業革新を進めていきたいと考えております。


 


■三重県の不動産市場、競売市場について教えていただけますか。 


3大都市圏の一つ名古屋、その名古屋駅より近鉄特急でわずか16分という、利便性がありながらそれが生かせていない北勢地域、県都”津”を中心に中勢地域、伊勢志摩サミットで一躍脚光を浴びている南勢地域、急速な高齢化と過疎化が激しい東紀州地域、以前は大阪のベットタウンと呼ばれていましたが、大阪圏より置いてけぼりになってしまった感じの伊賀名張地域、 昨年の伊勢神宮ご遷宮と今年5月の伊勢志摩サミットの恩恵は一時的にはプラスにはなりますが、人口減少高齢化の影響は地方の不動産市場、競売市場にも多大な影響をもたらすと考えます。


10年20年後を想定しながら、不動産の活用、取得メリット、デメリットを業務に活かしていかなければと思います。


三重県全般に言えることですが、不動産価格、競売落札価格ともに非常に低調です。


 


■貴社が競売物件を扱うようになったきっかけを教えてください。 


新聞にたまに出る裁判所の競売不動産の広告?に気になる物件が出ていたことがきっかけです。


 


■981.jpをどのように活用していますか。


新規の顧客獲得の窓口として大変有効なサイトだと思います。特に私どもには、今まで関わりのない客層の取り込み手段となっております。


 


■お客様からの御社への最初のコンタクトはどのような方法でしたか? 


いきなりお客様から電話で問い合わせをいただき、アドバイスをしたところ、あくる日(翌日)面談することになりました。お客様の物件取得目的は、今、流行りの民泊での活用を検討されているとの事でした。


 


■今回のお客様は初めての方ですか?貴社のリピーターの方ですか? 競売に関しては知識のある方でしたか? また、競売に対して抵抗感などありましたか?


私どものお客様としては初めての方でした。


お客様は、以前981.Jp経由でサポートをしていただいたものの、残念ながら落札できず、今回2回目のチャレンジで見事落札されました。


前回の反省を踏まえての入札だったとの事です。


 


■最初の面談までにメールや電話などで気を付けていたことはなんですか? 


最初の電話問い合わせが、入札終了期日間際ということもあり、入札期日に間に合わせるには、手続きの事、その物件調査等、電話ではアドバイスしきれませんし、面談までに私どもも3点セットのチェックしかできない旨をお伝えし、お客様には何とか時間を作っていただき来社いただきました。


 


■サポート契約を締結するまでにお気を付けなさったことや、苦労したことはありましたか? 


物件の落札をすることの意味、事件の当事者になるということの覚悟や心構えを、そしてあくまでも自己責任ということをしっかりお話しさせていただきました。 


入札締切日が迫っておりましたので、私どもが動く時間はなく、ご自身で動いていただくしかありませんとお伝えし、結果的に業務の手間は省けましたが、サポートも限定的になってしまったことで、サポート料を値引きせざるをえなくなりました。ここは反省しなければいけないところです。


 


■落札後に苦労したことは何ですか? 


限定的サポートになりましたので、融資、リフォーム等、ご自身で動いて下さいとお伝えしてしまいましたので、一面では手間がかからず良いのですが、私どもに追加サポート依頼がしにくくなってしまったようです。これは反省しなければならないことです。


 


■入札価額を決定する際のエピソードなどをお聞かせください。 


具体的にこの金額でというような価格の決め方ではなく、類似物件情報と流通不動産の物件情報を提供し、優良物件と思われるものは、入札に参加する不動産業者の基本的なスタンス等をお話しして、最終入札価額は、面談等では提示することはなく、お客様ご自身に決めていただきご記入いただくことにしております。 私どものサポートは、判断材料を提供させていただくことがサポートの本来の姿だと考えております。


今回の物件ですが、対象物件の登記情報を取得し現在所有者の情報を確認したところ、社寺建築専門の工務店で、社員用の福利厚生施設(別荘)として使用しておられたようですので、建築物としてのレベルは高いのでないでしょうかと、お伝えしました、その点も入札価格に影響を及ぼすと思われます、とアドバイスさせていただきました。


 


■入札価額の提示に関しては、お客様の予想と提案で大きな差が生じた場合、どのように説得していますか?と会員様から質問をいただいております。 


お客様は水谷社長が提示した価額ですぐ納得していただけたのでしょうか? 


私どもでは、入札価額の提示はしておりませんが、入札価額を決めていただくための判断材料を提示させていただいております、その材料を見て判断していただくのはあくまでもお客様です。同じように入札に参加される方の思惑であるとか、競売物件を仕入れと考えている業者の計算とかをお話して、お客様ご自身で考えていただくようにしております。


 


■落札した物件ですが、温泉があるようですが、今後どのようにされるのでしょうか。


また、水谷社長は建築が専門ですが、この物件に対してリフォーム等もされるのでしょうか。


この物件は温泉引湯権利付物件でした、桑名市長島町は、長島温泉、長島リゾートとして全国的に有名ですし、ほぼ長島町全域に温泉が引かれております。温泉保養施設も点在する地域です。


落札されましたお客様は、民泊のセールスポイントにしたいとおっしゃっておられました。


リフォームのお話はさせていただきましたが、まだお客様の目はそこまで向いておらず、今後のフォロー次第です。


 


■ずばり!競売を扱うメリットは何ですか。


サポート業務委託契約では、通常の不動産業者としての責任がかかってきません。物件に対する責任を取らなくてもよい仕事で報酬が得られるということは素晴らしいリスクヘッジ(リスク回避)であると思います。


 


■今後の競売サポートの御社のプランについて教えてください。 また建築と絡めてどのようにしていきたいと思われますか?


新築、新規分譲の市場は、中古市場、リフォーム市場に大きくシフトしていくと思われます。当社の新しい事業の柱にできればと考えております。 


競売物件にリフォームはつきものですから取りこぼしないように、積極的に取り組みたいと思います。


 


■会員の皆様にアドバイスをお願いいたします。 


981.JPからのお客様は、まだまだ競売初心者が多いと感じております、メールでの問い合わせで、多くを伝えすぎてしまいますと、次に繋がりません、早期に面談までいかないとサポートまでたどり着けません。ただ働きにならぬよう作戦を考えて981.jpをフルに活用して積極的に取り組んでみましょう!


 


■水谷社長のプロフィールをお願いいたします。 


住宅メーカーで19年、中間管理職の憂いを感じ、ドロップアウトし孤立して(笑)早12年。気楽に楽しく仕事をモットーに頑張っております。


趣味は登山をはじめアウトドアいろいろ!デスクワークよりも外のほうが楽しく仕事ができると考えておりますので、あまり事務所におりません(笑)

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