会員様の声(活用例・競売サポート成功事例等)
メグロオフィス株式会社/目黒健児様
今回の地域で頑張る「ひと」のコーナーはこれからシーズンを迎える北海道の会員様です。北海道札幌市に店舗を構える「メグロオフィス株式会社の目黒健児様」です。メグロオフィス株式会社は平成25年10月に加入された会員様で目黒様は不動産鑑定士としても活躍されております。いつも「お客様の立場になって」を心掛けているため、鑑定評価を受ける際も予め鑑定評価額を概算して、概算額がお客様の希望と大きくかけ離れているなど、鑑定評価を行っても役に立てないと予想される場合は、受託を辞退する事もあるそうです(概算は無料だそうです)。実際、FKRの会員様からも鑑定依頼を受けたりもしており、会員様も心強いバートナーが近くにいる事で安心してお任せしているようです。皆様も鑑定依頼をする際には目黒様にお声掛けしてみてはいかがでしょうか。
1.貴社及び目黒社長のプロフィールをお聞かせ願います。
昔20年ほど銀行に勤めていましたが、退職して不動産鑑定士の資格をとり、会社を設立して不動産鑑定業と宅建業を兼業しています。銀行関連の人脈が営業の支えの一つとなっています。
休日は健康のため、歩くようにしています。以前は多い日は一日に20数キロ歩きましたが、最近はお酒の飲みすぎ?もあって、7、8キロ程度です。
2.北海道の不動産市場、競売市場をどのようにお考えでしょうか?
北海道の地価は、札幌市以外は下がり続けていますが、全体的に値ごろ感が出てきており、下げ幅は縮小しています。札幌市については、中央区の商業地を中心に上昇傾向で、最近は高値取引が散見されます。
競売市場は、以前の多い時と比べて件数が激減しています。任意売買に物件が相当流れているものと思われます。建築費の高騰のせいで、中古への人気が高まっており、特に立地の良いマンションは高値で落札が続いているようです。
3.貴社が競売不動産を扱うようになったきっかけをお聞かせ願います。
まだ、始めたばかりですが、競売不動産の取り扱いは、商売の間口を広げることが狙いです。競売不動産の取扱自体で利益をあげるというより、接触する顧客数を増やすことができると期待しています。
4.FKRへの入会動機、どこで知りましたでしょうか?
加入している全日本不動産協会経由でFKRを知り、良心的で誠実な団体と思い入会しました。(その通りでした。)
5.協会に入って良かった事はありますでしょうか?
研修、会報誌等で実務的で有用な情報・知識を得られることは非常に役立っています。例えば会報誌の『競売の知識』はバックナンバーまで取り寄せて熟読しています。
また、会員相互の交流も業務に役立ちます。最近も他の会員様から不動産鑑定案件のご照会をいただきました。情報交換を活発にしようと思います。
6.981.jpをどのように活用していますしょうか?
まだ、始めたばかりですが(2015年4月開始)、現在お気に入り会員数(メルマガ配信可能先)が297件(27.05.18現在)になっています。これは競売物件に関心のある方々であり、同時に一般物件の買い希望者でもある訳で、この方たちに売り物件を紹介していこうと考えています。
お客様の傾向ですが、競売物件のリスクについてほとんど認識がなく、かつ、落札価格を低く予想する傾向があります。この点について、いかにうまくご指導できるかがポイントかと思います。
7.北海道の物件はかなり人気があります。お客様からの質問などはどのようなものが多いでしょうか?外国人も多いのではないでしょうか。
札幌市のマンションへの関心が大きいかと思われます。地元の方は自用のための、本州の方は投資のための購入希望です。札幌市は人口190万人の政令指定都市ですが、価格が安く、関東と比べて利回りが高いため、人気があるようです。
ご質問としては、落札予想価格、必要諸費用、賃貸を想定した場合の予想賃料、競売の手順等です。
8.本業は不動産鑑定士との事ですが、鑑定業を始めたきっかけを教えていただけますでしょうか?
銀行勤務時に家庭の事情で独立開業を検討する中で、開業に係るコスト・パフォーマンスが良さそうに思えたため、不動産鑑定士を選びました。実際開業してみるとあまり儲かりません(苦笑)。
9.本来の業務と競売不動産のつながりについてお聞きしても宜しいでしょうか?
以前、数百件の競売不動産の評価に係わったことがあり、競売不動産は『身近な存在』で執行官側とも人脈があるため、前から競売不動産には関心がありました。
不動産鑑定業が中心ですが、宅建業の扱いを広げるためのツールとして競売不動産を考えています。
10.鑑定業の中で、目黒社長が得意とする分野は何でしょうか?
なんでも鑑定致します。実績としては、事務所ビル、デパート等店舗ビル、個人住宅、マンション等の他、珍しいところでは、牧場の賃料、自殺、殺人のあった物件の評価等もあります。評価目的も、売買の参考、減損会計ため、民事再生のため、訴訟のため等、色々です。
11.差し支えなければ、今後の事業展開について教えていただけますでしょうか?
鑑定業を中心としつつ、宅建業を拡大し、これを鑑定業にフィードバックし、相乗効果を図りたいと思います。
12.その他、フリーにお書き願います
(会員様へのメッセージや協会への要望など)
代表理事をはじめ事務局の方、いつもありがとうございます。
全国の会員の方、札幌の物件は魅力的ですよ。
さて、8月は第10回 FKR杯ゴルフin北海道を開催いたします。目黒様お勧め札幌の物件を見学しつつ、ゴルフへの参加をお待ちしております。