会員様の声(活用例・競売サポート成功事例等)
株式会社中央住建不動産/小原和世様
今回は地域で頑張る「ひと」のコーナーは熊本県中央区に店舗を構える株式会社中央住建不動産の小原和世様です。株式会社中央住建不動産は平成24年7月に加入された会員様で、「常に、5年後、10年後の未来を見据え、不動産業界のあり方を見つめ、社会との調和ある成長を目指して行きたい」をモットーに、先月、福岡市に出店、社員の一人一人が無限の可能性に挑戦し、成長し続けている会員様です。その中心人物の一人、小原様にお話しを聞いてみました。
1.貴社及び小原様のプロフィールをお聞かせ願います。
(休日の過ごし方、趣味なども踏まえて。)
弊社は熊本市内で、売買を中心に活動しており、土地・戸建・マンション・収益アパート(ビル)・事業用土地の仲介が主です。
また、昨年度、今年度と熊本県の県有財産等の売却業務の委託を受け、企画・サポート業務をさせて頂いています。競売と同じように、相場よりかなり低い設定で入札されており、掘出し物もあるかも?しれません(但し、売却が困難な物件が多いです)。
(プロフィール)
平成15年に縁あって当社に入社しました。以前はSハウスメーカーで総務の仕事をしていました。前職では、社内のマナー研修を良くさせていただいておりました(実は、秘書検定1級、サービス接遇検定1級です)。
いつも、自分にしかできない仲介業を目指して頑張っているつもり???です。
古い物や手作りの物、自然な物が好きで、最近ネットで、アジアン雑貨の購入にちょっと嵌っています。
2.小原様が不動産に従事したきっかけをお聞かせ願います。
実は、不動産取引には、全く興味がありませんでした。田舎の方出身でしたし、“土地は買うものじゃない”って思っていたくらいです(笑)。たまたま、転職を考えている時に、声をかけられて入社しました。
当時、「マンションの販売代理を考えているので、案内係(受付)をして欲しい!」と言われましたが、入社してその計画はなくなりました。。。
3. 熊本県・福岡県の不動産市場、競売市場をどのようにお考えでしょうか?
福岡は、まだまだこれからだと思いますが、熊本は難しいかも知れません。
熊本は、田舎の物件が多く、中古住宅・マンションは少ないのです。
収益アパートなんて滅多にお目にかかれません。
恐らく、その前の任売で取引されていると思います。
4.貴社が競売不動産を扱うようになったきっかけ、FKRへの入会動機をお聞かせ願えますか。
仲介物件だけでなく、任意売却、競売不動産と様々な取扱いをすることにより、お客様にサポートする間口が拡がると考えました。
5.協会に入って良かった事はありますでしょうか?
裁判所に出向かなくても、資料一式ダウンロードでき、サポート契約書も簡単にダウンロードできること。過去の取引も検索できるので、落札価額の調査をする時にも役立っております。
また、楽しい会員仲間(業者間)との交流の場が増えました。
競売サポートのみでは正直儲かりませんが(一応、ビジネスですから)、たまに「気になる物件があるので相談したい」といって来店されるお客様がいらっしゃいます。
ある時、中古住宅をマイホームとして検討したいとの相談があり、3点セットを用意して事前相談を承りました。色々と検討した結果、このお客様は、手頃な土地を購入され憧れの新築を建てられました(勿論、当社の仲介で)
競売サポートがきっかけで、ご縁が広がるお客様もいらっしゃるのです。(^^)
6.981.jpをどのように活用していますしょうか?
(私はこんな風に活用しています。お客様とのやりとり、お客様の競売に対する認識、お客様からの質問等)
問い合わせの物件の資料を集める時、こちらのサイトからすぐにダウンロードしています。
すぐにサポート依頼を受けることはありませんが、せっかくお問合せいただいたご縁を大切に、資料の送付だけでもさせていただいています。
突然、来店されたお客様にも、すぐにサポート契約書を作成してお渡しすることができるので便利です。
7 981.jpで苦労している点や失敗した事、ここは良かったという事があればお聞かせ願えますか?
メール問い合わせ、全国の会員様からのメッセージが読めるのは良いのですが内容を選別しなければならず、かえって見落としやすくなったかも・・・。また、メールでは返答しにくい質問(いくらで落札できますか?○○ってどういう意味ですか?現地はどうなってますか?・・・)が多く、結果、1件も業者からの回答がない案件が増えているように思います。
8.女性が競売を扱うことについての抵抗あるいは苦労した点はありますか。
(女性だとなめられる、頼りない、占有解除ができるかなど、不安に思われいる女性の社員様もおられます)
実際に、競売サポートまで頂いたケースは少ないので、今のところ苦労はありません。
また、サポートを受ける前に、しっかり、「競売とはこういったものです」といった話をさせて頂いているので、きちんと納得された方だけ依頼を受けています。
債務者を訪問したり、手紙を持っていったこともありますが、債務者側からみると、女性なので少し安心して顔を出してくれるケースもあります。(もちろん、いかつい人がいる時は、他の社員を連れていきます!)
9.反対に女性だからこそ良いと思うことはございますか。
(女性の方からは女性の担当者を付けていただきたいとの要望もあります先日、競売女子部ってどうなっているのか、お客様から問合せもありました)
現在は、「競売は特別」といった感覚ではなくなったのではないでしょうか?
競売であっても、債務者の心情をくみ取って、上手に後押しできれば良いと思っています。
競売の問い合わせに関して
① なぜ、この物件に興味をもったのか?
② 目的は何か?(自分で住む?収益として貸す?事業として?)
③ 予算は?
など、仲介と同じように、お客様の話をしっかり聞いて、目的を理解しなくてはなりません。
その結果、最適な不動産の買い物のサポートを、女性目線でしっかりして行ければと思います。
10.先月、消費者セミナーに参加された感想等をお聞かせ願いますか。
最初は皆さん緊張もあったと思いますが、懇親会ではすっかり打ち解けて楽しく投資の話をされていて良かったと思います。これからも、良きパートナーを見つける出会いの場として機能して行ければ幸いです。
11.その後、お客様とはつながっておりますでしょうか。
福岡の事務所が、まだ本格的に機能できないので、いまひとつですがこれから頑張っていきます。
10月の消費者セミナーでは、参加者一人一人と向き合って、丁寧に競売不動産を教えていた姿が印象的でした。マナー研修を担当されていただけあり、知的でとても親切、まさに姉御肌的な存在の女性です。皆様も九州に行く際には是非小原様を訪ねてみてはいかがしょう。