会員様の声(活用例・競売サポート成功事例等)

有限会社オフィスクレアテ/澤田 幸浩様

有限会社オフィスクレアテ/澤田 幸浩様

地域で頑張る「ひと」のコーナーは、石川県金沢市に事務所を構える「有限会社オフィスクレアテの澤田幸治様」です。有限会社オフィスクレアテは2011年11月に加入された会員です。金沢の魅力と言えば何といっても、江戸時代に加賀百万石の城下町として栄えた、古き良き時代を彷彿とさせる街並みではないでしょうか。加賀百万石の前田家の居城「金沢城」、日本三名園の一つ「特別名勝 兼六園」はミシュランで3つ星を獲得した金沢屈指の観光地、日本人だけでなく外国人観光客も訪れる日本屈指の観光地です。そんな魅力あふれる金沢で“まちなか”物件を中心に不動産の売買、賃貸、管理、競売サポート、任意売却、不動産投資など事業展開を図る澤田様に石川県の不動産市場を踏まえ、競売不動産体験談そして任意売却などについてもお聞きしました。

1.貴社及び澤田様のプロフィール、社名「クレアテ」の由来をお聞かせ願います。 
当社は平成11年5月設立、今年5月でちょうど20年になります。
そもそも携帯電話の販売会社としてスタートした会社であり、社名の「クレアテ」も不動産業とは全く関係ないネーミングです。英語で表記すると「CREATE」(創造する)を意味し、英語をほぼアルファベット読みしただけですが、当時は様々なことを考えながら冠した社名です。
不動産業に転業して今年8年になります。
休みの日は愛犬と遊んだり、スポーツクラブで走ったり、温泉に浸かったりして過ごしています。
2.澤田様が不動産に従事したきっかけをお聞かせ願います。
携帯電話販売を止めてから、7年ほど建築現場の雑工事を行う会社で営業をしていたのですが、やはり商売をしたいという強い思いから、毎日模索を続ける中で、当時の上司から喫茶店に呼び出され、目の前にはロバートキヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」や不動産投資の書籍を10冊ほど積み上げられ、不動産投資話を聞かされ「君もやらんか?」と言われたのがきっかけです。安易ですが、自分ではしない(できない)が、そういったお客様を相手に不動産業を始めることならできるかもしれないと思い立ち、宅建主任者(現在、宅建士)の勉強を始めたのが不動産の世界に興味を持ったきっかけです。
「できない」と思ったのは、当時携帯電話販売をしていたころの借金が多少のあり、借入は難しいだろうと考えたからです。宅建主任者試験は3度受験し、2度は見事に不合格。3度目に何とか引っ掛かったという感じでしょうか(笑)。
3. 石川県、また金沢市の不動産市場、競売市場をどのようにお考えでしょうか?
平成27年に北陸新幹線が開通し、東京-金沢間が2時間半(それまでは最短4時間半)で結ばれた効果は絶大で、当初予想されたストロー効果も限定的で、観光客がどっと押し寄せるようになりました。おかげ様で現在でも不動産市況は活発です。ただ活発に取引されているのはホテル、マンション用地や収益物件、エリアで言うと駅周辺、旧市街地、観光地界隈です。一般住宅関連は、現在は消費税アップ前の駆け込み需要で動いてはいますが、10月以降の反動減が心配です。
競売市場は、全国同様、好景気を反映して出品数は少なくなっていますが、数年後には新幹線効果も一段落し、下支えしている金融機関も見切りをつけた段階で出品数は増えてくると思います。
4.澤田様が競売不動産を扱うようになったきっかけ、FKRへの入会動機をお聞かせ願えますか。
独立開業する以前に3年間修業させてもらっていた会社が売買の仲介会社で、当時お客様だった買取り業者が競売で物件を仕入れていたこともあり、自社で仕入れをする際のルートの一つとして考えていたことと、それを直接エンドへ仲介する商売ができれば面白いと考えたことがきっかけです。
5.協会に入って良かった事はありますでしょうか?
一言でいうと「競売の知識が豊富である」こと。おそらくFKR会員である皆様にとっては普通過ぎて、自覚がない方もいらっしゃるのではないかと思います。宅建業者が皆競売の知識があるわけではありませんので、これは誇れる良いところだと思います。以前、破産管財物件が競売の申し立てをされているのを知って、弁護士に「売って欲しい」とお願いに行ったことがあります。なぜ公示前に競売になったことを知っているのか、と逆に聞かれ「裁判所に行って配当要求終期の公告というものをみれば載っていますよ」とお教えしたことがありました。6.981.jpをどのように活用していますしょうか?
現在出品中の物件を検索するのにも使っていますが、過去物件の落札金額を調べるのによく使っています。これは入札の参考にすることもありますが、落札業者がいくらでリフォームしたとか、いくらの利益を乗せて販売しているかといったことを調べるのに簡単に検索でき、重宝しています。知り合いの業者からも「あの物件いくらで落札したか調べて欲しい」というお金にならない依頼もちょくちょくありますが。
7.981.jpで苦労している点や失敗した事、ここは良かったという事があればお聞かせ願えますか?
まず、お問合せいただくお客様で一番多いのは、
入札価格を提示した段階で「そんなに高いんですか?」という反応と問合せの時点で既にスケジュール的にタイトな案件です。どちらも途中で話が立ち消えになってしまうことが大半です。
またよくある質問では、ストレートに「いくらで落札できますか?」という問合せも多いです。このような問合せが多いことに対する解決策としては、本来セミナーなどで基本的な認識を一致させておく必要はあるのだろうとは思います。ここが良かったという部分では、以前、債務者の身内からサポート依頼を受け、物件を落札することができたのですが、思い入れの強い物件だったらしく非常に感謝されたことがありました。
8.以前、競売を扱っていると競売になりそうな人からの相談もあるとお聞きしました。競売物件を扱う一方、任意売却で解決することもあるかと思いますが今まで心に残った案件などはございますか。
任意売却は当社の事業の中でも思い入れの強い部門です。携帯電話販売を止めた際、残った借金をどうするか考えたときに読み漁ったのが自己破産絡みの書籍で、実際に弁護士相談にも行きました。その経験からこの分野に関しては、正直、石川県の不動産業界では自分の右にでる者はいないんじゃないかと思うくらいです。それゆえ、当社に任売の相談に来る方の不安は痛いほど分かりるつもりです。そんな相談者の表情が、相談前と売却後では別人のように変わるのを見るのは非常に嬉しいものです。
9.金沢市といえば、人気の都市ですが、金沢に物件が欲しいという外国人もおられるのでしょうか。またどのように対応されているのでしょうか。
主に中国の方が投資や別荘として不動産を購入されることが多くあります。当社でも金沢で中華料理店を経営されているお客様にシェアハウスの管理を任せていただいています。これも競売サポートで落札した物件で、建物規模が大きく、3階建ての1、2階を何に使えばいいかを尋ねられた際に提案したのがきっかけでした。その後、その方からの紹介で中国に住む知人に別荘やマンションを買っていただきました。ちなみに中国の方は仲介手数料の値切りやバックマージンは普通に要求してきます。シェアハウスの方は現在管理棟数が3棟まで増え、今、次物件の仕込みをしているところです。
欧米の方は賃貸物件を探して欲しいという紹介がある程度です。
10.今後、貴社の競売サポートプランを教えていただけますでしょうか。
ここ数年、新聞、チラシ、一括査定、HP、SNSなどを使って物件の仕入れルートを太くようと試行錯誤して来ましたが、それなりに効果はあっても、太い柱に育つまでにはなっていません。2019年はダメなものは見切りをつけ、今一度、原点に立ち返って、任意売却を太い柱に育てていきたいと思っています。FKR不動産オークションはそのための良いツールだと思います。競売サポートに対してもミニセミナーを開催し、投資家や住宅購入予定者の囲い込みを行っていこうと考えています。
11.その他、会員様へのメッセージや協会への要望などお願いいたします。
FKRの会員の皆様は、それぞれのやり方でご商売を広げてきた方が多くいらっしゃると思います。うちはまだまだ小さな不動産屋で、様々なことにチャレンジし、失敗し、またチャレンジするということを続けてきた会社です。今年は時間を作り、もう一段ステップアップするために勉強会などにも出席していきたいと思っています。どこかでお目にかかることがありましたら、宜しくお願い致します。また、金沢は美味しいものもあり、良いところですので、ぜひ一度お越し下さい。

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